こんにちは。
個人的には念願だったインスリンポンプの使用を6月5日から開始しました!
劇症1型糖尿病になってから約3ヶ月が経過しました。
ボクは、ガン治療で治験参加した抗がん剤の影響により発症しました。
当時は、本当に突然発症してびっくりして、何が起こったかわからなかったけど、今では自分の病気について理解しようと奮闘しています
ガンと1型糖尿病の2つの病気と末長く共存できるよう前向きに取り組んでいこうと思います。
さて、今回、病院から提案いただき導入したのは、メドトロニック社の『ミニメド770G』というインスリンポンプです。
機器の選択の余地はなく病院からのレンタルとなります。
今回、インスリンポンプ導入を決めた理由は、大きく3つです。
- インスリン注射の頻度を少なくしたい(楽をしたい)
- 血糖値管理に振り回されたくない
- ガンの治療にできる限り集中できる環境を整えたい
糖尿病になってからは、1日4回のインスリン注射を打っていました。
1日3回食前の「アスパルト」と1日1回眠前に打つ「トレシーバ」です。
個人的にはこれが意外に手間で微妙なストレスを感じていました。
注射を打つ前に指先で血糖値を測って、その数値に応じてインスリンの量(単位)を決めて、消毒や針を取り付けて、お腹に刺す。
これを1日4回。
ということで、このあたりのストレスを少しでも緩和できたらいいなと思って、糖尿病の先生に相談して、インスリンポンプを導入している病院に紹介を書いていただき、使用することにしました。
導入は思ったよりスムーズで5日に病院に行って、先生の診察を受けて、メーカーの方から1時間ほどレクチャーを受けながら、インスリンポンプを装着して終了。
たくさんの備品を受け取りました。
インスリンポンプの針は2〜3日に交換です。なので、これに交換用の針などがまだあるので、受け取ってきたものはまだあります。
肝心のインスリンはどのくらい打つかというと、先生が考えて設定してくれました。
1日かけて「12.8単位」を自動的に注入する設定で、そのほかに自分自身でインスリンポンプを操作して毎食10単位を注入します。
なので、血糖値に関わらず、1日42.8単位のインスリンを注入する感じです。
まずはこれを固定でやって、血糖値がどうなるか1週間後に調整してくれるみたいです。
ここでボクは勘違いしていたのですが、血糖値の測定は引き続きリブレでやるみたいです。
血糖値に応じてインスリンの量を調整しないから現状把握って感じですね。
てっきりインスリンポンプと連携できる測定器をつけてその血糖値に応じて自動でインスリン注入の量を自動的に決めて打ってくれる感じかと思っていたけど、まだその段階は早いみたい。
インスリンポンプの取り扱いや針交換に慣れないとトラブルも多く適切にインスリンが注入されない。
あと、インスリンの量もどのくらいが適切が見極めが必要。
そして、驚いたのが、そもそも測定器の精度がすごい高いわけではないので、指先での測定による手動での血糖値入力などが必要になるかもってメーカーの方が言っていた。
コストも結構かかるみたいでそこもネックらしい。
インスリンポンプも奥が深いんだなと感じました。
でも、とりあえずインスリンポンプが導入できたのは、すごく嬉しいです。
使いはじめて2日目ですが、今のところ気持ち的にすごく楽になり、インスリン注入管理のストレスもかなり減りました。
ご飯を食べる前に、インスリンポンプのボタンを押すだけだから、以前よりかなりノンストレス。
インスリンポンプを持ち歩くのが少し大変なくらい。
携帯電話をもう1台常にポケットに入れている感覚です。
これはどのように持ち歩いたら楽か考えていこうと思います。
次は、初めての針交換にトライします!
みらい☆とわ