こんにちは。
ブロガーのみらい☆とわです!
突然ですが、『がん』と診断されて、まずやった事は何ですか?
おそらくインターネットや書籍でがんの情報収集をすることだと思います。
私もますばそのようにしました。
ただ、インターネットで「がん」を色々と検索しましたが、最新の情報か分からないこともあり、私は出来る限り新しい本をたくさん読むことでがんの情報収集を始めることにしました。
色々な本を読みながら自分自身の治療をどのように進めるか模索しているなかで出会ったのが、済陽高穂先生の『ガンが消えていく最強のレシピ』という書籍でした。
その本との出会いから、済陽先生のお話を伺いたいと思い、先日、先生がいらっしゃる「西台クリニック」を受診してきました。
そこで今回は、実際に受診した済陽先生の「西台クリニック」についてご報告します。
済陽先生や西台クリニックの評判や体験談などが少ないので、がんサバイバーさんの少しでもご参考になればと思います。
- そもそも食事療法を選択した理由は?
- 済陽高穂先生のご経歴
- 済陽先生の本のご紹介
- 西台クリニックについて
- まずは主治医にご相談しました
- 受診当日までの流れ
- 西台クリニックでの受診当日
- 済陽先生との面談と食事指導
- 済陽式食事療法の8か条
- お会計とプレゼント
- 60〜70%は改善する可能性あり
そもそも食事療法を選択した理由は?
たくさんの本を読んでいくなかで、『自分自身の代謝と免疫力をアップさせる』ことによって、自分自身の力で、がんを退治していくことが大事なのではないかと考えていました。
国立がん研究センターをはじめとする研究グループは、日本人のがんの予防にとって重要な、「禁煙」「節酒」「食生活」「身体活動」「適正体重の維持」「感染」の6つの要因を取りあげ、「日本人のためのがん予防法」を定めています。
「食生活」では、「塩分のとりすぎ」「野菜や果物をとらない」「熱すぎる飲み物や食べ物をとること」が、がんの原因になるということが明らかになっているようです。
つまり、「食生活を見直す」とは、塩分を抑え、野菜と果物を食べ、熱い飲み物や食べ物は少し冷ましてからとるという3つのポイントを守ることで、がんのリスクが低くなります。
ということで、これまで何も気にせず、好きなものを食べて、いっぱい間食して、太ってきた私は『食生活改善=食事療法』を実践することにしました!
済陽高穂先生のご経歴
済陽先生のご経歴はこちらをご確認ください。
ゲルソン療法、星野式ゲルソン療法、甲田両方から長寿で健康な人の食生活まで、世界の食事療法を独学で研究されて、がん患者のための『済陽式食事療法』を確立されました。
済陽先生の本のご紹介
済陽先生は多くの書籍を出版されていますが私はこの5冊を読んで済陽式食事療法を勉強しました。
西台クリニックについて
西台クリニックは、「がん食事療法」のみならず、PET/CT、MRI、超音波検査などの最新の診断機器を用いた高度な検診サービスをご提供されています。
まずは主治医にご相談しました
済陽先生の診療を受けるにはまず西台クリニックに電話をする必要があります。
西台クリニックのホームページに、「予約から受診までの流れ」が記載されています。
西台クリニックにお電話した後にやることは、主治医の先生にご相談して「診療情報提供書」をいただくことからスタートです。
私の場合、通常の診療のタイミングで主治医の先生に相談したら、嫌な顔をせず書いてくださいました。同じように5人くらい書いたかなとも言っていましたね。
受診当日までの流れ
3月下旬に西台クリニックへ初めて電話して予約が確定したのが4月上旬でした。診療情報提供書を郵送したら数日後に西台クリニックから電話があって予約が完了しました。
すごく混雑しているようで予約日は5月上旬となりました。
後日、検査についてのご案内のお電話が再度あり、当日のご案内として郵送物も届きましたので、診療当日まで困ることはありませんでした。
西台クリニックでの受診当日
当日は車で伺いにました。近くのタイムズ駐車場に車を停めて西台クリニックに向かいました。どうやら提携しているようで駐車場のサービス券をありがたくいただけたので駐車料金は無料でした。
受付を済ませるとそのあとは看護師さんがご案内してくれます。ざっくりこんな流れで進みました。
受付→尿検査→検査着に着替え→先生と問診(済陽先生ではありません)→身長・体重測定→血圧測定→採血→PET用の検査薬剤投与→休憩室で40分休憩→PET検査(20分)→済陽先生の診療
済陽先生との面談と食事指導
PET検査を終えてお昼ご飯を食べながら待っていると、受付の方に呼ばれて、診療室に入りいよいよ済陽先生とご対面です。
椅子に促されて座りしばし沈黙。
その沈黙はオーラあります。
済陽先生は怖い人?
ちょっとびびっていると、いきなり先生が話始めました。
かかりつけの病院や交友関係、出身地など、話し始めたら威厳がありつつもすごく和やかにお話をしてくださり、緊張もほぐれて気さくにお話していただきました。
そこから約1時間ほどの面談と食事指導でしたが、最初の20分くらいはPET検査の結果を見ながら症状の確認。
後半40分は食事指導がメインです。過去の書籍や雑誌に掲載された資料をベースに赤鉛筆で補足説明を追加しながら説明してくれます。
済陽先生の本に書いてある内容がほとんどではありましたが、本に書いていない知識も付け加えながら指導してくれます。
例えば、キノコは原木のものが良いとかね。最近のキノコは水耕栽培多いらしいです。
私の場合、済陽先生の本で事前知識を得てから受診したのですんなり頭に入ってきましたが、初めて聞くと難しいかもせれませんので本を読んでから受診されることをおすすめします。
済陽先生は耳に補聴器をつけていたので耳は少し遠かったですがこちらが質問したことも終始真摯にお答えいただきました。
済陽先生の本だけでは学ばないおまけ情報も多く大変勉強になりました!
済陽式食事療法の8か条
食事指導でいただいた資料のひとつです。念のため済陽先生の本にも書いてある『済陽式食事療法の8か条』です。
- 塩分制限(限りなく無塩に近づける)
- 動物性(四足歩行)タンパク質、脂肪を制限
- 新鮮な野菜、果物を大量にとる
- 胚芽を含む穀物、豆類、いも類をとる
- ヨーグルト、海藻類、きのこ類をとる
- レモン、はちみつ、ビール酵母をとる
- 油はオリーブ油かごま油、なたね油などの植物油に
- 飲み水は自然水に(+禁酒、禁煙)
お会計とプレゼント
お会計は、総額約7万くらいです。
初回食事療法療法プラステキスト代で3万円
PET検査が保険適用で4万円弱
済陽先生から海藻サプリの無料サンプルとご出演されたDVDをセットで頂戴しました!
60〜70%は改善する可能性あり
最後にはなりますが、自分の場合、済陽先生から抗がん剤治療と食事療法を併用することにより、「60〜70%は改善する可能性」があると仰っていただく方ができました。
主治医の先生からは「予後2年」と伝えられているので、今回の受診で治る希望があることを知り、すごく嬉しかったです。
妻も同席していたのですが、妻が喜んでいたのがすごく印象的でした。
もちろん厳しい状況に変わりはないのですが、済陽式食事療法と抗がん剤治療を続けながら寛解を目指して頑張りたいと思います。
がんサバイバーの皆さん、お互い頑張りましょう!
みらい☆とわ