35歳で直腸癌ステージⅣ、37歳で1型糖尿病になっちゃった。

~みらい☆とわBlog~ 自分の経験が少しでも役立てばと思い、がん治療や食事について情報発信するブログです!

【がん日記】「CVポート留置」と「FOLFILI +アバスチン療法」開始します!

こんにちは!

 

ブロガーのみらい☆とわです!

 

3月31日から入院をしていましたが、

4月5日に無事に退院して

抗がん剤治療もスタートしてきましたので、

今日は入院中の症状をまとめました。

 

結論から言いますと、

 

◾️CVポート留置→局所麻酔による手術だけど思ったより痛かった

◾️FOLFIRI+アバスチン療法→初回だからか思ったよりも副作用がなかった

 

という結果でした。

 

それでは入院してから退院までもう少し具体的に見ていきましょう。

 

 

FOLFIRI+アバスチン療法とは?

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カンプトという手術では治らない「結腸がん」や「直腸がん」に対して用いられる抗がん剤を使用した化学療法のようです。

 

カンプトは、植物の成分から作られた抗がん剤で、がん細胞の遺伝子(DNA)の合成を阻止して、がん細胞の増殖を抑えたり、死滅させたりする働きがある、と説明を受けました。

 

カンプトと「フルオロウラシル」と「レボホリナート」という3つの薬剤を組み合わせた治療を「FOLFIRI(フォルフィリ)療法」と呼ぶようです。

 

さらに、自分の場合は、「ベバシズマブ」という分子標的治療薬を併用して、治療を行うようです。

 

通常は、2週間を一区切りとして(1サイクル)として行い、まず最初の3日間は決められた投与法に従って点滴投与し、その後休薬して、からだを休めて、これを何サイクルも繰り返していくようです。

 

自分は主治医の先生から、できる限り続けられる限りずっとと言われています。

 

そして、この治療の肝は「3日間の投与」ということですね。

3日間、安全に点滴するため中央静脈ポート(CVポート)を作ることが必要です。

また、病院で点滴してから約46時間は ボトルとお友達になります^^

 

事前に説明をうけた副作用

1.下痢

 点滴開始してすぐに起こる「早発型」と投与24時間以降に起こる「遅発型」

があると説明を受けました。

 

2.吐き気、食欲不振

 これはどの抗がん剤でも多いですね。

ある意味覚悟しています。

 

3.脱毛

投与して2週間後くらいから始まる方が多いようです。

個人差も大きいようです。

 

4.発熱・疲労

 点滴注射後に、「だるい」「疲れやすい」「からだが重い」といった症状があるようです。

 

5.アレルギー反応

 「息苦しい」「からだがかゆい」「皮膚に赤いぶつぶつが出る(発疹)」「からだが赤くなる」「全身が腫れる」などがあるみたいです。

 

6.高血圧

 治療中は定期的に血圧を測定するよう指導を受けました。

早速、楽天でこちらの血圧計を買いました!

ネイビーでかっこよかったという理由のみ!

 

7.鼻血などの出血

 粘膜から軽度の出血がみられることがあるようです。 

 

入院してからの症状

入院1日目〜CVポート留置手術〜

10時ごろ病院に到着して妻と別れて入院手続きをします。

入院はこれで2回目なので戸惑うこともなく病棟へ。

看護師さんの2回目の入院なので細かい説明はせず病棟の概要だけ教えてくれて

非常にスムーズな入院でした。

 

入院してすぐにCVポート留置手術のため12時ごろに呼ばれました。

心の準備もあったものではありません。

男性の看護師さんに連れられて手術室まで来ました。

その看護師さんは「あっという間に終わりますよ」と言ってくれた。

 

その約30分後に手術は終わるのですが、想像よりも痛くて辛かったですよ。

(ほぼ無痛を想像していた自分が悪いのですが、、、)

 

まず局部麻酔なので、意識があって声や音が聞こえること。

感触は残るのでは切ったり縫ったりしている感覚が少しあること。

たまに痛みが走ることがある(麻酔効いているー?)。

 

そんなこんなで無事にCVポートは留置されました。

 

手術の後は切り傷が少し痛いくらいで日常生活はまったく問題なし。

簡単な手術ではありましたがなかなか貴重な体験でした。

 

入院2日目~抗がん剤治療開始~

朝の巡回で主治医の先生がCVポートに点滴の針を刺してくれました。

腕にする点滴針よりも太いのか、いつもより痛みはありましたが、

しっかり固定されていて抜けることはなさそうです。

 

お昼ご飯を食べて13時ごろから点滴がスタートしました!

まず最初に気をつけることは、下痢に注意です。

お腹がぎゅるぎゅる言ったり、冷や汗がすごいようであれば

脱水症状に注意なのですぐに看護師さんを呼ぶよう言われました。

その場合は、予防の点滴を入れるようです。

 

幸い自分は下痢などにはなりませんでしたが、

お腹はぎゅるぎゅる言って冷や汗も少し出たので次回からは予防の点滴も入れることになりました。

すぐに反応が出る方は点滴始めてすぐに下痢になっちゃうみたいです。

 

最終的には16時ごろにスタンドからの点滴を終えて、

小さなボトルから注入される46時間の点滴に移行しました。

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投与初日は、主な副作用もなく点滴中のお腹ぎゅるぎゅると冷や汗くらいでした。

 

入院3日目~46時間投与継続中~

寝るときにボトルをどこに置くか試行錯誤しながら就寝した昨晩、

朝起きてからも大きな体調の変化はなし!

朝昼晩と食欲も旺盛ですべて完食です。

 

日中は針を抜く練習をしました!

そうです、この点滴は46時間の点滴なので、

終わった時には本来は家なので自分で針を抜くのです。

 

この入院は針を抜く練習をすることも目的のひとつであります。

払いを抜くのは思ったよりも簡単です。

手順さえ間違えなければ問題なし!一発クリアでした!

 

20時ごろに少し気持ち悪さが出てきました。

昨日から便秘気味です。

 

入院4日目~46時間投与終了と思いきや…~

朝から少しだるさがあります。

昨日一昨日と便が出ていないのが一番気になりますね。

 

時間的には4日目の夕方に投与が終了する予定でしたが、

思ったよりも点滴が残っており投与終了は明日に持ち越し!

 

まだ便秘なので朝は酸化マグネシウムを飲んで、夜には便秘薬を飲みました。

体調は1日中ずっと同じ感じで少し怠いのみ。

 

朝昼晩と相変わらず食事は完食です。

 

入院5日目~投与終了!ついに自分で針を抜きます!~

10時ごろ担当の看護師さんと一緒に点滴の針を抜きました。

看護師さんがやさしくサポートしてくれたので上手に抜くことできました。

 

針を抜くポイントは、一気に抜くことです。

ビビッてちまちま抜いていると痛くてやばいそうです。

 

自分は練習の成果もあって一気に針を抜くことができたので

まったく痛くありませんでした!

 

しっかりできてよかった。

 

ただ、針を抜いた瞬間から、ふらつきが。

看護師さんの話もうつろになって聞いていましたが、

椅子に座ったら治ってきて大丈夫そうで大事には至らず。

 

ただ、この日の午後は少し体調がよくなかった。

横になって3時間くらい寝ていました。

でも寝たらすっきり。

 

振り返ると入院中に一番副作用がつらかったのはこの日でした。

 

そして、ついに便が開通しました。

合計10回くらいトイレに行ってスッキリしました~!

 

食事は朝昼晩とすべて完食です。

 

入院6日目~やることがない日常~

朝からだるさもほとんどなく順調に回復しています。

歩き回ることもできるしケータイ見たり本読んだりPC見たりも問題なし。

 

朝昼晩と食事も完食。

 

明日の退院が決まりました。

 

入院7日目~無事に退院&妻とデート!~

1週間とあっという間でしたが、無事に退院となりました。

朝から主治医の先生にCVポートの抜糸をしてもらって、

次回の通院は約2週間後に決まりました。

 

この日も朝から少し怠いだけで大きな副作用はなし!

 

10時に退院して元気だったので有明ガーデンで妻と久々のデートです。

MUJIcafeで一緒にランチを食べて帰りました。

 

1週間の間、娘二人の面倒をみながら家庭を守ってくれてありがとう!

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まとめ

入院生活を振り返ると長くなってしまいましたが、

CVポート留置は「局所麻酔による手術だけど思ったより痛かった」

FOLFIRI+アバスチン療法は「初回だからか思ったよりも副作用がなかった」

というのが自分自身の体験でした。

 

次回以降は脱毛などの副作用もある可能性があるし油断はできません。

ただこの状況が続けば治療も続けていけるのだろうから頑張りたいと思います!

 

みらい☆とわ